夫が中学校時代に味わった理不尽(従順でなければ無価値)

不登校

こんにちは!ぽちママです。

今日は夫が中学生時代に教師から受けた理不尽を書きたいと思います。

夫は子供の頃、長距離走が得意でした。
でも中学校では陸上部ではなく卓球部。

ある日、陸上部の顧問が夫の走りを見て陸上部に誘いを掛けてきたそうです。
夫は職員室に呼び出され、その教師から資料を手渡しながら勧誘を受けました。
取り敢えずその時は返事を保留。
職員室を出てから資料を確認すると、それは陸上部顧問が掲載された雑誌のコピーでした。

陸上部の顧問は以前オリンピック選手の育成に携わる仕事をしていたらしく、その雑誌は当時のもの。
何の意図を持ってその資料を渡したのかはわかりませんが、夫にとっては興味のない内容。
ゴミ箱直行でした。。。(もちろん本人の前ではないです)

返事をしないまま月日は経って中学2年生の体育大会、夫は1,000m走に出場し見事入賞しました。
家族全員が息子の結果に大喜びをしたそうです。
夫は男三兄弟の末っ子。年の離れた長男もかなり嬉しかったようです。

体育大会翌日、夫は陸上部の顧問にまたもや教室に呼び出されました。
伝えられた内容は「体育大会の1,000m走は失格」というものでした。
理由は靴下にほんの小さなワンポイントが付いていたから。
校則では真っ白の靴下。それに違反していたから失格だと。

その通告通り後日配られた体育大会の結果お便りに夫の名前は有りませんでした。
母親が準備してくれたその靴下が校則違反だったから失格になった、それを言いたくなかった夫はそのお便りを家族に見せませんでした。

でも夫は三男坊。
そのお便りを楽しみにしていた長男に催促され、しぶしぶそれを見せたそうです。

すると「入賞したはずの弟の名前がない、なぜだ!?」と追求してくる長男。
大学生の兄に追求され、中学2年生の夫はその顛末を話さざるを得ませんでした。
すると今度は「なんでお前言い返さんかったんや!」と長男激怒。
(本当に年の離れた末っ子の夫を可愛がった優しいお兄さんです)

とは言え、激怒されたところで為すすべなく、そのまま時は流れました。
夫は私や子どもたちにはこの話を笑ってしてくれますが、今でも母親には言えないと言います。
折角母親が準備してくれた靴下のせいで息子の努力を蔑ろにされたことなど、母親には伝えたくないと。

心底思うのがこの無意味な校則を押し付けられる理不尽。
ほんの少しでも校則からハズれれば子どもの努力は無価値とさせる理不尽な社会。
勉強を頑張ってもスポーツを頑張っても校則を守る人間が一番。
従順さを植え付け、従順さを評価される社会。
そして教師は絶対的な権力を持ち、子どもたちには異論を唱える自由さえない。
たらればですが、夫が陸上部に入部していれば、靴下ごときで入賞が取り消されることなどなかったのではないかと考えてしまいます。

夫がもし繊細だったら、そう考えると怖い出来事だなと思いました。

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